シーズン中のいまは週2日のペースで試合があり、先週の試合は水金の中日1日のスケジュールで行われました。水曜はアウェー戦で、今シーズンアウェーでの負けが続いている私たちにとっては難しい試合となることが予想されていました。

試合は前半、相手のセットプレーから先制され、私たちは何度もチャンスを作りながらも活かせず、そのまま0-1のままハーフタイムへ。明らかに空気が悪いロッカールーム。でもコーチ陣はいたって冷静で、また、いつもは円陣に加わることのない監督が笑顔で飛び入りしてきて、そこからチームの雰囲気も少し和み、プレーにも活気が戻りました。

後半は私たちが圧倒するも、ゴールが遠く時間だけが過ぎていき、後半40分をすぎたところでは逆に相手にチャンスをつくられてしまいました。ゴール前でドフリーの相手にボールがわたり、GKと1vs1に。GKをかわした際に相手がつまずいてくれたので、間一髪で私がスライディングで追いつき、そのままGKがボールをキャッチ。勢いにのった私たちは残り3秒のところで劇的ゴール！勝ちを確信していて落胆しきった顔をした相手とは対照に完全に流れをものにした私たち。延長開始すぐ、ハーフラインでボールを奪った私はそのままドリブルでゴール前までいき、味方FWへパス。それが得点に繋がり、そのまま試合終了！（アメリカではゴールデンゴール方式なため、どちらかがゴールを決めた時点で試合終了となります。）ゴールが決まった瞬間、ベンチからも選手が走って来て、みんなで抱き合って勝利を喜びました。なかには涙で目がうるんでいる選手もいて、とても感動的な瞬間でした！

勢いそのままに金曜のホーム戦は5-0で圧勝するのですが、私も1ゴール1アシストと、チームの勝利に貢献できました。この日は夏の間に開催したサッカーキャンプの参加者の子どもたちが大勢応援に駆けつけてくれ、試合はお祭りのような状況でした。笑　また、この試合では普段あまり試合でプレーする機会を得られない選手や、怪我で長期離脱をしていた選手がプレーし、そう言った面でもかなり盛り上がった試合となりました。

これから大切な試合が続くという大切なタイミングでのこの2つのTriumphs（勝利）はかなり意味が大きく、これからの試合への自信へと繋がると思います。水曜の劇的勝利は今までの人生でのベストゲームと言っても過言ではないくらいの試合だったので、それを超える試合というものはなかなか難しいかもしれませんが、とにかく1回1回集中して勝ちにこだわっていきます！

試合前の整列で。
試合前には必ず選手紹介に続き国歌が流れます。

怪我の治療などでサポートしてくれるマイク。
ネブラスカでの怪我なども含めて、彼のサポートのおかげで思いっきりサッカーができてます。男前さんです、あんまり顔は写ってませんが。笑