September 11 Tuesday 2018

契約しました!

こんばんは。

なかなか投稿するためのニュースもなく、またまただいぶ間が開いてしまいましたが、この度マイナビベガルタ仙台でお世話になることになりました。

元々ドイツでのシーズンが終わった直後もヨーロッパに帰ってきたいとは思っていて、トライアウトに関してエージェントには話をしてもらっていました。ヨーロッパのなかでも特にいろいろな人からきっとせりなのプレースタイルに合うと言われていたスペインもトライアウト自体は問題はなかったもの、ビザなどの問題で今シーズンは見送りに。また先のクラウドファンディングでパトロンになってくださった方々にはお知らせてしていたのですが、実はドイツのクラブからもプロオファーをもらっていました。内容的にも申し分なく、そこでイエスとさえ言ってしまえばプロジェクト終了を待たず目的達成となるはずでした。が、私は断りました。結局はデュースブルグでは自分のプレーができないということを日々痛感していたからです。しかしそこはプライドの高い私です。普通ならこんな不甲斐ない結果で終わらせるなんて言語両断なのですが、今回に限っては決断することが必要だと考えたのです。そして、それはキャリアのなかでの一つの目標であるTokyo2020までの時間を考慮してのことでした。

まあ高校卒業以来代表なんてかすりもしなかったような人間がなにを言ってるのかと思われるかもしれませんが、本気でスポーツをやっている以上は誰しもが目指す舞台じゃないかと私は思います。自国開催で、家族や友人、今までお世話になってきた人たちの目の前で日の丸をつけて闘える。これほど名誉なことはないですし、ここまでお膳立てされた恩返しの機会ももうないと思います。

その想いを胸に日本のチームにコンタクトをとり、練習参加をさせてもらったチームの一つがマイナビベガルタ仙台でした。参加は2日間という短いもので、あっという間に終わりましたが、チームの雰囲気もよく、なにより自分のやってきたことをやりやすいのではないかなという印象を受けました。ここでプレーできれば自分の強みが活かせるのではとも思えたので、正式に契約が決まったときは素直に嬉しかったですし、きちんとトレーニングができる環境が整ったことへの安堵感もありました。

しかし、本当の勝負はここからです。ドイツでのときと同じように契約はしたけど、全然試合に出られないというようでは話になりません。技術力の高い選手たちのなかで、なおかつシーズン途中加入ということで簡単なことではないかもしれません。ですが、自分のやってきたことを信じて、毎日努力を続けることで結果に繋げ、私のことを受け入れてくれたチームの力となれるよう頑張ろうと思います。

ではでは。今日はもう瞼がだいぶ重いので、新生活が落ち着く頃にまたお会いしましょう。

Published on Sep. 11, 2018 by Serina Kashimoto #68