こんにちは。

アメリカでは最上級生であるSeniorのためのセレモニーが試合前に行われるSenior Day(通常はSenior Nightなのですが、今年は日曜のお昼キックオフだったので）というものがあります。通常ウォームアップ後にその年のSeniorとその家族たちが今までの成績などに関するアナウンスとともに入場していきます。今まで下級生の立場でSeniorプレイヤーたちを見送ってきましたが、いざ見送られる立場になるとなかなか感慨深いものがあります。

私の家族はもちろんこのためだけに渡米ということは難しく、代わりに夏休みにホームステイさせてもらったマリアの両親であるCollica夫妻がわざわざOhioから駆けつけてくださいました。本音を言うと私にとってSenior Dayは別になんの意味も持たないし、試合前にめんどくさいとさえ思っていましたが、実の娘でもないのにわざわざ5時間近くもかけて運転して来てくださったこと、お母さんにいたっては涙で目を潤ませている姿をみて、この日は私にとってとても特別なものとなりました。

Senior Dayも終え、明日はとうとうホーム最終戦です。この芝のうえで悔しいことも嬉しいこともたくさん経験してきました。なかなか実感がわかない一方で、胸にこみ上げてくるものがある複雑な心境ですが、ホーム戦が最後でも、まだシーズンが終わったわけではありませんし、トーナメント進出の可能性がないわけでもありません。思うことはたくさんありますが、明日はあくまでいつも通り、勝つことに貪欲にプレーしてこようと思います。