こんにちは。
みなさんの応援のおかげで、先日の早稲田戦も無事に勝利を収めることができました。いつもありがとうございます!勝ち進めば広島で試合と抽選で決まったときから、地元の友人、知人に “絶対に勝って広島に来るように” と、プレッシャーを与えられていたので、ひとまず一安心です。(笑)その先日の試合をみて何人かから “少しずつチームに馴染んできたね” という言葉をもらいました。自分で振り返ってみても内容はまだまだだし、あまり評価できるようなパフォーマンスではないけど、その言葉の通り、このチームで活きる道というものを見つけてこれているのかなとは思います。そしてそのうちの一つが最近のテーマでもある、”伝える”ということに繋がります。
私は昔から自分の思ったことを素直に伝えるということが苦手で、苦手であるがゆえにめんどくさがり、なおさら相手に伝えずじまいということが日常茶飯事でした。そしてその伝えなかった言葉たちがいまは後悔として残っています。一番最近のことを例に挙げればドイツでのことになります。以前ブログでも名前をあげた特に仲のよかった二人のチームメイト。二人にはとても感謝していたし、一緒に過ごす時間はいつも楽しいものでした。ですが、二人に出会えたことを幸せだと思いつつも、最後まで面と向かって二人にそのことを直接伝えることはありませんでした。時代に恵まれ、いまはいつでも簡単に会話をすることができるので、テキストでは伝えたのですが、 “やっぱり思ったときすぐ直接伝えればよかった” と、後悔しています。そんなこともあっていまのチームメイトにはできるだけ言葉にして伝えようとは努力してみるものの、Lineでは比較的簡単に言えても、やっぱり面と向かってはかなり気恥ずかしく。努力はしているけれど、彼女たちにはもう少し待っててもらうことになりそうです。(笑)
と、ここまで読んできて、これがなんでプレーでのやりやすさに繋がるのかと思われた方もいるかもしれません。いま挙げた例はピッチ外でのことであり、ピッチ上でのパフォーマンスには関係がないようにみえますが、実はこれ大ありなんです。私の場合はやはり近い存在の選手のプレーは予測がしやすいし、精神的にやられそうな状況でもその選手が視界に入ってくるだけで軽くなるような気持ちになれます。そしてそういう関係性は素直に”自分”を伝えて、周りに受け入れてもらうことで築かれていくものだと思います。もちろんどこでも受け入れてもらえるわけではないとは思いますが、それすらもまずは伝えないことにはわからないことで、わからなければ自分が正しい環境にいるのかということもわからないでしょう。
そしてこれはチームメイトのみならず、コーチや他のスタッフなど、他の誰にでも対して言えることだと思います。もちろん毎回望む答えが返ってくるとは限らないし、場合によってはリスキーな行動かもしれませんが、やっぱり人が絡む以上よい人間関係はよい仕事に繋がるし、そのためにはコミュニケーションは必須だと思います。まあ人を見極めることも時には必要かとは思いますが、私はいままでの過ちを繰り返さないためにも、できるだけ言葉にして伝えるようしたいと思います。
そして最後に “なぜ最近になって突然こんなことを思うようになったのか?” というと、すでに御察しのことかもしれませんが、それは新しい仲間たちの影響です。ほんとにいく先々でいろいろとよい影響をもらっていますが、今回は伝えることを意識的に行っているからか、いままでにないくらいに近い存在に感じるようになっています。そういう存在を大切にしたいと心の底から思いますし、直接伝えられる間に言えるようになれればと思います。そんな仲間たちと過ごす今シーズンも勝ち進んでも残り数試合というところまできました。週末は個人的にはおそらく中学以来となる地元、広島での試合も控えていますし、まずはメンバーに入れるよう気合いをいれて準備していきます!残りわずかですが、最後まで応援のほどよろしくお願いします!