少し前のことになりますが、先日の京都遠征でのお話です。スフィーダの選手インスタでもさつきが投稿してくれましたが、宿泊先のスーパーホテル様から嬉しいサプライズがありました。ホテルスタッフの方々の温かいお心遣いのおかげで前日移動の疲れも吹っ飛び、試合も逆転勝利で勝ち点を東京に持ち帰ることができました。
自粛期間を終え、待ちに待ったリーグが開幕したかと思えば、あっという間に折り返し地点を過ぎました。コロナ感染対策ガイドラインに基づいた試合進行ではありますが(日本女子サッカーリーグ新型コロナウイルス感染症対策対応ガイドライン)、それでも本当に多くの方々の支えのおかげで、ピッチに立っているときはコロナ禍のことを忘れてしまいそうなほど、心から愛する競技に専念させていただいています。クラブに関係する身近な存在から、滞在先を含む遠征時の万全な感染対策。もっと大きな規模でいえば、決して終わってはいないこのコロナ禍のなかで、少しでも滞りなく日々が流れていくようにと、いまも闘って下さっている方々。今まで以上に支えていただいてる実感を得るシーズンとなり、一人一人全員の顔をみることはできませんが、言葉にならないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。試合前に”自由に、熱くやってこい”と送り出してもらえる。選手としてこれ以上のことはありません。
その一方で、試合後の選手によるファンサービスの制限など、本来であれば肩肘張らず楽しんでいただく立場にあるファン・サポーターの方々に窮屈な思いをさせてしまっていることは大変申し訳なく思います。身勝手な本音を漏らしてしまえば、選手としても一緒に気兼ねなく感情を爆発させたい気持ちもありますが、このように特別なシーズンを一緒に戦い抜けることは、また他には変えられない大切な経験になるように感じています。形が変わっても、心に届いていますので、ぜひ最後までスフィーダ世田谷FCとともに闘っていただけますと嬉しく思います。
次節はアウェー、大和シルフィード戦です。前回のマッチアップでの反省をきちんと活かすことができているかが問われる大事な一戦となります。チームとして最高の準備ができるよう頑張っていきますので、次節もよろしくお願いします!